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P90Xに続いてINSANITY(インサニティ)にはまる



高い!長い!超ハード!の三重苦により「P90X」は2周目を終えた時点で完全に終了。ただし、エクササイズの習慣がついたので、引き続きトレーニングは続けています。「P90X」の次に手を出したのが「INSANITY」(インサニティ)です。

 






ホントかどうかは知らんですが、アメリカの軍隊が採用しているトレーニングを応用したエクササイズで、マライア・キャリーの振り付けを手がけたダンサーのショーンT先生が指導してくれます。



「P90X」にくらべて「インサニティ」が素晴らしいのは以下の点です。



インサニティのここが好き!
1・安い
 いろいろな器具が必要な「P90X」に対して、こちらが使うのは自分の体だけ。有酸素運動も筋トレも、あくまで自分の体重のみを使って行われます。買わなきゃいけない器具はなし!追加料金ゼロ!素晴らしい!


2・やや短い
 1つのトレーニングに平均で1時間は必要な「P90X」に対して、こちらは45分ほど。そこそこお手軽な時間になっております。といっても2ヶ月めのハードコースになると1時間ぐらい超えちゃうんですが。


3・有酸素運動と筋トレのバランスがよい
 筋トレの日と有酸素運動の日がきっちりわかれていた「P90X」にくらべて、こちらは1日のうちにまんべんなく全身を鍛えあげる感じ。「P90X」は筋トレ重視の傾向が強いので、全身の身体能力アップが目的なら、「インサニティ」のほうに分がある感じ。


4・ショーンTがかっちょいい
 見た目もギャグもジジ臭かったトニー・ホートンさんにくらべて、ショーンTは若々しくてクール。音楽や気合の入れ方も今風で、モチベーションが上がります。まぁ、この辺は好みの問題ですけどね。


 
と、私は結構「インサニティ」派なんですが、欠点としては、
 
内容がハードすぎる!


ってところがあります。「P90X」をこなして、多少は体力に自信がついていた私でも、思わずウォームアップの時点で音を上げそうになるハードさ。なんせ1つのエクササイズが終わると、トレーナーのショーンTさん自身が地面にはいつくばって息を荒げるほどですからね。考案者がついていけてないやん!と。

 
エクササイズが終わって死んでいるショーンTさん



「P90X」は日本語版が出てるのに「インサニティ」はいまだに未発売なのは、このハードさが影響してるんじゃないですかねー。このエクササイズについていける人は、室伏広治ぐらいでしょう。多分。





実際、私も当初はマジメについていこうとしすぎたせいで疲労度が毎日MAX。翌日の出社にも影響をおよぼすほどでしたが、後半は適度に手を抜いてやるようにしたおかげで完走できました。





正直、あまりにもメニューがハードすぎて、逆に体に悪いんじゃないかとも思うわけですが、ドMで体力自慢な片はチャレンジしてみたらよいと思います。




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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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