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心理学的に正しい「頭が良く見える」6つの方法

Glasses

 

頭が良く見える方法」について調べた論文(1)がおもしろかったのでメモ。

  

 

これはベラーマイン大学の研究でして、182人の学生を対象にしたもの。全員にディスカッションをしてもらったんですが、その際に、「できるだけ頭が良く見えるようにふるまってください」と指示したんですね。

 

 

で、その模様を記録したテープを別の被験者に見てもらって、「どの学生がもっとも頭が良さそうか」をチェックしてもらったところ、以下のような傾向が見られたんだそうな。

 

 

頭が良く見せたいときに取りがちだけど、実際は効果がない行動

  • まじめな表情を浮かべる
  • ジェスチャーを使わない
  • 難しくて硬い表現を使う
  • まわりの人より素早く行動する

 

 

他人から見て頭が良いと思われやすい行動

  • 相手の目を見て話す
  • 背筋を伸ばしてすわる
  • メガネをかける
  • あいづちやジェスチャーを使う
  • 楽しそうな声と表情で話す
  • 聞き取りやすい声で話す

 

多くの人は、頭を良く見せようとして、つい深刻そうな顔で小難しい話をしちゃうけど、実際は、楽しそうにわかりやすく話すほうがいいわけですね。

 

 

ちなみに、この実験では、頭が良く見せようとしてがんばった人ほど、実際のIQがバレてしまう傾向が高かったんだそうな。どうも、自分の素とは違うキャラを演じるほど、他人からは本性を見抜きやすくなっちゃうみたい。

 

 

あんま余計なことは考えず、リラックスして相手との会話に集中したほうが、結果的には頭も良く見えるって感じですかねー。どうぞよしなに。

 

 


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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