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ドーパミンを確実に増やして「やる気」を上げる科学的な方法、それは「ヘルパーズハイ」

Kindness

  

やる気を出すのに必要な物質といえばドーパミン。神経伝達物質のひとつで、モチベーションや学習能力を高めるには必須の脳内ホルモンであります。

 

 

ドーパミンが出てないと何にもやる気がなくなっちゃうんで、適切な量を分泌させてあげるのが大事。具体的には運動やテレビゲームなんかはドーパミンが増えやすいんですが、新しく出た論文(1)によれば、本当に効くのは「他人への親切」なんだそうな。

 

 

6週間の親切で幸福度が大幅にアップ!

実験を行ったのは「人生を「幸せ」に変える10の科学的な方法」で有名なリュボミアスキー博士。幸福研究の第一人者ですね。

 

実験では473名の参加者を集めまして、全員を以下の4グループにわけたんだそうな。

 

  1. 社会的に役立つ行為をする(ゴミを拾うとか)
  2. 特定の他者へ親切にする(友人の仕事を手伝うとか)
  3. 自分に親切にする(休みを取るとか好きな服を買うとか)
  4. いつもどおりに行動する

 

すると、6週間後にはグループ1と2の幸福感が激増。気分も大きく改善し、うつ状態から抜けだした参加者も多かったとか。どうやら、親切の対象は社会全体でも特定の個人でも変わらないみたいっすね。

 

 



 

 

 

ドーパミンが 脳をヘルパーズハイに変える

研究者いわく、

 

他人に親切にすると喜びや満足を得られるため、結果として全体的な幸福度と社会関係が改善される。

 

今回の実証研究は、他者への親切によりポジティブな感情を体験することで、より周囲への信頼感が生まれ、より社会的な自己が育まれることを示した。

 

とのこと。良好な人間関係は体にいい!ってデータは山ほどありますが、他者への「親切」がその第一歩になるんだ、と。

 

 

こういった現象が起きるのは、親切にドーパミンを生み出す作用があるから。他人へ親切な行為をすると脳が「役に立った!」と快感を得て、ヘルパーズハイと呼ばれる状態が生まれるそうな。ランナーズハイの親切バージョンですな。

 

 

いっぽうで自分に親切にしたグループには変化なし。いつもどおりに行動したグループと同じく、幸福感や気分の改善は見られなかったそうな。

 

自分に対して物を買ったり好きなものを食べたりしても、ポジティブな感情は増えず、ネガティブな感情が減ることもなかった。

 

これは、おそらく自分へのご褒美は短期的な喜びしかうまず、さらに罪悪感のようなマイナス感情により相殺されてしまうからだろう。

 

また、自分へのごほうびは他者との関係を改善するケースが少ないため、社会との一体感が生まれないのも原因だと思われる。

 

とにかく、幸福度が高めるには、他者と関われるような経験をするのが本当に大事だ。

 

あらためて社会関係の重要性が強調されておりました。

 

 

そんなわけで、何にもやる気が起きないときは、募金でもボランティアでもいいんで、とにかく人様の役に立つことをしてみると吉。ほかにも、親切はストレス解消にもなるし、寿命を伸ばす効果もありますんで、定期的にヘルパーズハイを目指すとよさそうであります。まさにウィンウィンですな。

 

 

 


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました(http://amzn.to/2ogEBmC)。