うつ病を治すための「公園」活用法
https://yuchrszk.blogspot.com/2016/08/blog-post_11.html
「自然はココロとカラダに効く!」って話を何度も何度も 何度も書いております。
とはいえ、自然に恵まれた環境が近くにないと、意識して公園に行くなどの対処が必須。「どれだけ自然にふれればいいの?」ってラインを知っておくと、なにかと便利でありましょう。
ってことで、参考になりそうなデータ(1)が出ておりました。
これはクイーンズランド大学の研究で、1,538名のオーストラリア人を対象にしたもの。みんなにアンケートを行い、1年のあいだに自然にふれる量と、うつ病や高血圧との関連をチェックしたそうな。
その結果わかったのが、
- 週に1回、30分ほど自然にふれるだけで、うつ病のリスクがガッツリさがる
- うつ病への効果は、自然にふれる時間が1時間15分に達するまで上昇を続ける
- 週に1回、30分ほど自然にふれるだけで、高血圧のリスクがガッツリさがる
- ただし、自然との接触時間を増やしても、高血圧への効果が高まるとは限らない
みたいな感じ。とにかく「週1で30分」が、自然からのメリットを弾きだす最低ラインなんだ、と。
研究者いわく、
公園に行くのが健康にいいことは、昔からよく知られてきた。しかし、今回の研究により、自然の効果を得るための用量がわかり始めた。
メリットを得るには、少なくとも週に30分は公園に行く必要があるのだ。
とのこと。まぁこの研究は、あくまで参加者の自己申告がベースになってますんで、今後はもうちょい正確な「自然の用量用法」がわかっていくんだと思います。
いずれにせよ、とりあえず週に30分だけは公園に行っとけ!ってのは、習慣化しやすくていいんじゃないでしょうか。新宿御苑にポケモンでも探しに行くか…。