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若返りの秘薬?「メトホルミン」のドーピング効果が凄そうな件

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いまもっとも「アンチエイジングの秘薬」だと考えられているのがメトホルミンであります。もともとは糖尿病の治療薬だったんですが、ここ数年は「カラダを細胞レベルで若返らせるんじゃない?」なんて説が出てきたんですな。

 

 

近ごろは日本でも有名になってきたみたいで、IT系の金持ちが個人輸入して「これさえ飲んでりゃ太らない!」とか言いつつボリボリ貪ってるとか。まだ長期データがないのに大丈夫なんでしょうか。

 

 

というわけで、本当にメトホルミンが夢のクスリかどうかは未知数ですが、ブームのおかげでいろんなデータが出てきております。なかでも最近おもしろかったのが、ブラジルで行われた実験(1)。

 



これは10名の健康な男性を対象にした研究で、

 

  1. 500mgのメトホルミンを飲む
  2. 何も飲まない

 

の2グループにわけたうえで、全員に何種目かのハードな有酸素運動をやってもらったんですね。

 

 

と申しますのも、昔からメトホルミンには「ドーピング作用があるんじゃない?」と言われてまして、とくに短時間のハードな有酸素運動の効果を高めるんじゃないかと言われてきたんですよ。しかし、ヒトに対してドーピング効果を調べた実験はこれまでなかったんですな。

 

 

その結果をざっくり抜き出すと、

 

  • メトホルミンを飲んだら
    • 全身の持久力が14%アップ!
    • 運動後の代謝が4%アップ!

 

みたいな感じ。どうもメトホルミンのおかげでエネルギーの効率がよくなり、結果として代謝もあがったみたい。つまり、運動後に体脂肪が燃えやすくなったわけですな。

 

 

というわけで、この結果を見ても、やっぱメトホルミンはアンチエイジングに効きそうだなーとか思ってしまうわけです。14%の増加ってのは凄いですもんねぇ。

 

 

とはいえ、2016年5月のレポートでは、メトホルミンは腸内環境を荒らすかもよ!って結果になってるんで、腸内細菌と仲良くしたいわたしとしてはまだ様子を見たいところ。60才を過ぎたら使い出すかもしれませんけどね。


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  1. メトホルミンのアンチエイジングに効果のある最低服用量がわからない現状で、腎機能低下や乳酸アシドーシス等の副作用のことを考えると自己判断で個人輸入して服用するのはちょっと怖いですね。

    糖尿病患者と同用量を長期間服用すると副作用もそれなりに覚悟しないといけないようですし。

    信頼できる医療機関で定期的に検査を受けながら服用すればいいんでしょうが、アンチエイジング目的でメトホルミンを処方してくれる医療機関は現状どこも怪しげな美容整形関連のクリニックばかり。

    副作用の出にくい低用量(実験の半分~1/4)で飲み始めてみようかという誘惑に駆られますが、当分我慢します。

    FDAの試験結果が待ち遠しいですね。

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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました(http://amzn.to/2ogEBmC)。

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