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野菜とフルーツを増やすとたった2週間で幸福度が上がるかもよ!という話

VF

野菜とフルーツでウェルビーイングに変化が?

パレオダイエットの教科書」でも「とりあえず野菜は大量に食うべし!」と書いてますが、新しく出た論文(1)では「野菜とフルーツを2食増やすだけで幸福度が10%アップ!」って結論になってておもしろかったです。

 

 

これはニュージーランドで行われた実験で、18〜25才の男女171人を対象にしたもの。毎日の食事に野菜やフルーツを増やすと、ウェルビーイングにどんな変化が出るかを調べたんですね。

 

 

ウェルビーイングってのは「幸せな状態」のことなんですが、いろんな要素をふくんだ概念になっております。この論文でいうウェルビーイングに必要な要素はこんな感じ。

 

  • セルフアクセプタンス(自分の欠点や失敗を受け入れられるかどうか)
  • 対人関係の質(数は少なくても家族や友人と良い関係を築いているか)
  • オートノミー(自分で自分のことを決められること)
  • 環境のコントロール感(なんかトラブルが起きても、どこに助けを求めればいいかや、どう解決策を導き出せばいいかがわかっているという感覚)
  • 自己成長(良い方向に向かって前進しているという感覚)
  • 人生の目的

 

たんに「美味しいものを食べた!幸せ!」ってだけじゃなく、人生の自由度や満足感なども入ってるわけですね。

 



 

野菜とフルーツを2週間増やしたら…

で、実験では参加者を3グループにわけております。

 

  1. これまでと同じ食事を続ける
  2. 毎日「もっと野菜とフルーツを食べよう!」というリマインダーと10ドルのクーポンが届く
  3. 毎日2食分の野菜とフルーツを直に手渡される(ニンジン、キウイフルーツ、リンゴ、オレンジ)

 

この研究における「1食分」の基準をざっくり説明しますと、

 

  • 生野菜=1カップ(240ml)
  • 調理した野菜=1/2カップ(240ml)
  • リンゴ、オレンジなど=中サイズ1個

 

って感じ。2食分を増やすぐらいなら、さほどキツい話でもないですな。

 

 

野菜とフルーツで幸福度と活力が10%アップ!

さて、2週間後の結果はこんな感じです。

 

  • 野菜とフルーツを増やした参加者は、
    • 毎日の疲れや活力レベルが8.7%改善!
    • ウェルビーイングが10.5%改善!
    • ポジティブな活動の量が18.4%増加!(良いアイデアが生まれたとま、自分の成長に必要な行動をしたとか)
  • それ以外の参加者には変化がなかった
  • 全グループで、鬱症状や不安などの改善はみられなかった

 

野菜とフルーツはネガティブな精神状態を減らしてはくれないけど、ポジティブなメンタルを改善する効果ならあったわけですね。おもしろいですねぇ。

 

 

野菜とフルーツでウェルビーイングが上がる理由はよくわからんですが、

 

  • 抗酸化物質が炎症をやわらげてメンタルの改善につながるから?
  • 体に良いものを食べることで「環境のコントロール感」が増すから?

 

といった経路が考えられております。どっちもありそうですけどね。

 

 

まとめ

 以前にも「野菜とフルーツを食べると必ず2年以内に幸福度が20%あがる」って話がありましたけど、このニュージーランド研究はちゃんと比較対象もあるし、食事の量もコントロールしていてて良い感じ。たった2週間で疲労感や幸福度が改善するんだから、やってみない手はないんじゃないかと。

 


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました(http://amzn.to/2ogEBmC)。