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制限が超厳しい「FODMAP」の最中でも自由に食べていい食品とは?

Fodmap

  

FODMAP中でも自由に食べていい食品とは? 

ちょっと前に「お腹にガスが溜まる人はFODMAPを試すといいですよ」って話を書きました。

 

 

FODMAPは「発酵性のオリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオール」の略で、これらをふくむ食品をいったん停止する食事法のこと。お腹が健康な人なら何の問題もないんですが、腸内細菌のバランスが崩れてたり、リーキーガットな人の場合は、FODMAPが多い食品で害が出ちゃうケースが多いんですね。

 

 

FODMAPのNG食品については以前にまとめたんですけど、そういえば「完全OK食品」も知っておいたほうが便利かなと。つまり、FODMAPのあいだでも自由に食べていい食品はなんなのか?という。

 

 

この問題についてはモナシュ大学のiPhoneアプリが最強で、完全にFODMAPフリーな食材を簡単にピックアップできるんですな。具体的なOK食品はこんな感じです。

 



 

FODMAPフリーな野菜
  • もやし
  • ピーマン
  • トマト
  • ニンジン
  • セロリ
  • フダンソウ
  • キュウリ
  • ケール
  • レタス
  • オリーブ
  • ジャガイモ
  • ダイコン
  • 海藻全般
  • アルファルファ
  • ルッコラ
  • ルバーブ

 

 

FODMAPフリーなフルーツ
  • バナナ
  • プランテン
  • イチゴ
  • ブドウ(レッドグローブ)
  • マスカット
  • 種無しブドウ
  • レモン
  • ライム
  • オレンジ
  • マンダリン
  • ドリアン
  • スターフルーツ
  • パンノキ

 

 

 まとめ

というわけで、以上の食品ならFODMAPの最中でも好きに食べてOKであります。やっぱり、かなり種類が限られてきちゃいますねぇ…。パンノキとか、ロビンソン・クルーソーでしか聞いたことがないんですが(笑)

 

 

もちろん、これだけの種類で回していくのは大変なんで、まずは2週間だけ上記の食材だけで過ごす「パーフェクトFODMAPウィーク」を作ってみてはどうかと思います。それで症状が改善したら、少しずつ別の食材を足していくイメージで。

 

 

ちなみに、ここで紹介したモナシュ大学のアプリは、 食材の危険度を教えてくれるほか、FODMAP対応のレシピ集なんかもついてて便利です。お値段が高いのが難点ですが、本気でFODMAPに取り組みたい方にはお役に立つと思います。

 

Monash University Low FODMAP Diet

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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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