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緑茶でワーキングメモリの能力が上がるらしい


以前に緑茶がダイエットに超効果があるって話を書きましたが、今度は緑茶で頭がよくなるって研究が出ておりました。




ワーキングメモリは短期的に記憶を保存する能力で、これが優秀だと集中力は増すしクリエイティブな能力も上がるし、勉強の効率もアップするなどと言われております。いいことだらけですな。


で、今回の研究はスイスのバーゼル大学によるもので、被験者に緑茶の抽出液を飲んでもらったあとでワーキングメモリの能力検査を行ったたらしい。すると、緑茶を飲んだ人はテストの成績が上がっただけでなく、脳全体の機能があがって注意力が増したらしい。


しかも、アルツハイマー病と関連があるアミロイドベータタンパクの影響も抑えたそうで、高齢者の認知症を予防する可能性も高いらしい。すげー。


そんなわけで、ダイエットに使うだけでなく、仕事や勉強にも緑茶をぜひどうぞ。ただし、唯一の難点として、ミネラルの吸収をブロックするタンニンが多いので、腸内環境がよくない方はご注意ください。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。