いま話題の「コーヒーナップ」の効果が実際に素晴らしい件
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昼寝が体にも頭にも効くよ!って話は、過去に当ブログでも何度か取り上げてきたわけですが、近ごろ話題なのが「コーヒーナップ」(1)であります。
コーヒーナップとは?
その名の通りコーヒーを飲んだあとに昼寝するってテクニックでして、普通の昼寝よりもスッキリと目が覚めて、その後の生産性もアップするというんですな。
意外な組み合わせに思えますが、科学的な根拠はしっかりしてまして、ざっくり言えば、
- カフェインが体内に入る
- その後、すぐに20分だけ寝る
- 昼寝の効果でアデノシン(脳に疲労感をもたらす物質)が減る
- 目が覚めるころにカフェインが脳に達する
- カフェインがさらにアデノシンをブロックする
- 脳の疲れが取れまくる!
って感じになっております。通常の昼寝では減らしきれない疲労物質を、カフェインの力でさらにとり除くわけですね。このとき、カフェインが脳に達するまでは10〜20分かかるんで、その時差を昼寝に当てるって仕組みになっております。よくできてますねぇ。
正しいコーヒーナップのやり方
で、実際に試してみたんですが、これは本当に効きます。これまでは、昼寝から目を覚ました直後は、気分が晴れた感じがありつつも、なんとなくボーッとしてたんですが、コーヒーナップを採用してみたら完全にアイドリングタイムがゼロに。起きた直後からバリバリと作業に取り組める感じです。いやー、これは素晴らしい。
ちなみに、コーヒーナップのコツを申し上げますと、
- コーヒーは一気に飲む(チビチビ飲むと20分後の覚醒作用が延びちゃうので)
- コーヒーを飲んだらすぐに寝る
- 完全に眠れなくても気にしない(まどろむレベルでも昼寝の効果は出る)
- 絶対に20分後には起きる(これより多く寝ると深い睡眠に入っちゃうんで)
って感じです。超お手軽なわりに効果が高い、非常にナイスなテクニックではないでしょうか。以前に紹介したiPhoneのお昼寝アプリと組み合わせて使ってみるのもオススメ。
credit: Yuri Samoilov via FindCC