偏頭痛がヒドすぎる人は「フードアレルギー」を疑ったほうがいいかも
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偏頭痛にお悩みの方は多いと思いはず。一般的には「ストレス」や「神経の緊張」が原因と言われるんですが、意外と見過ごされがちな原因がフードアレルギーであります。
おさらいしますと、フードアレルギーは、特定の食品を口にしてから数時間から数週間後に症状があらわれるアレルギー。こいつを放っておくと、体内に慢性炎症が起きまして、ジワジワと老化が進んでいっちゃう。怖いですねぇ。
偏頭痛と食物アレルギーの関係については、かなり実証データがありまして、代表的なのが1979年の論文(1)。60人の頭痛持ちを対象に、どの食品がもっとも偏頭痛を引き起こしやすいのかを調べたもので、その結果は以下のとおりです。
- 小麦:78%
- 柑橘系フルーツ:65%
- タマゴ:45%
- お茶・コーヒー:40%
- チョコ:37%
- 牛乳:37%
- 牛肉:35%
- コーン:33%
- ショ糖:33%
- 酵母菌:33%
基本的には、アレルギー体質によくない食品と刺激物全般がランクインしております。
というわけで、あまりにも偏頭痛が治らない方は、まずは上記の食品をすべて排除した生活を2週間〜1カ月ほど送ってみたあと、1食品ずつもどしていくのがいいかと思います。
ちなみに、食品アレルギーからくる頭痛には、激しい腹痛をともなうケースが多いこともわかってまして(2)、いちおうの目安にはなるかも。心配な方は、食品アレルギー検査を受けてみることをオススメします。
credit: quinn.anya via FindCC