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100歳超えのご長寿研究でアンチエイジングの最重要ポイントが判明した件

Woman 10

  

100才オーバーのご長寿さんを調べたら、アンチエイジングの最重要ポイントがわかったぞー」って内容の論文(1)が、とてもおもしろかったのでした。

 

 

もっとも老化を進める原因はなに?

これは慶応大とニューキャッスル大の共同研究で、まずは日本に住む1,554人のご長寿さんを以下の4グループにわけたんですね。

 

  1. 高齢者:85〜99才
  2. ご長寿:100〜104才
  3. セミスーパーご長寿:105〜109才
  4. スーパーご長寿:110才以上

 

そのうえで、代謝や肝機能、腎機能、細胞の劣化、テロメアの状態などを調べまくったんだそうな。

 

 

要するに、いままで老化の原因と考えられてきた要素のなかから、本当にインパクトがデカいものを選び抜いたわけです。

 



体内の炎症が老化を引き起こす

その結果は、

 

  • 体内の炎症が老化のトップ原因!
  • テロメアは2番手!だけど75歳を超えちゃうとあんま関係ない!
  • 炎症の影響にくらべれば、腎臓や肝臓の機能、糖代謝、脂質代謝、免疫細胞の老化はたいしたことがない!
  • 炎症が少ない高齢者ほど健康寿命が長い!

 

みたいな感じ。「慢性炎症を防ごう!」って話は何度も書いてきましたが、肝臓や糖代謝よりもインパクトがデカいんですねぇ。ビックリ。

 

 

 研究者いわく、

 

慢性炎症が老化に関わっていることは、昔からよく知られていた。ただし、炎症が老化を進める原因だと確認されたのはごく最近のこと。それも、マウス実験での話だ。

 

しかし今回の研究により、体内の炎症レベルを見れば老化のスピードが予測できることがわかった。これらのデータは、健康的に年をとるには「炎症対策」が最も大事であることを示している。

 

とのこと。 あらためて炎症対策に取り組もうと思った次第です。

 

 

といっても炎症はいろんな原因で起きるんで、「これさえやればOK!」って方法がないのが難しいところ。現時点ではメトホルミンが「長寿の薬かも?」と言われてますが、まだ長期の人体実験が終わってないので簡単には勧めにくいですねぇ。

 

 

実際、研究者も次のようにコメントしております。

 

いま手に入る抗炎症薬は、長期の治療には適していない。いずれも強い副作用があるからだ。

 

というわけで、いまのところはパレオダイエットのガイドラインに従って、食事運動睡眠の三本柱をまとめて修正していくしかない感じ。わたしも炎症マーカーを検査してみようかな…。


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました。