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年を取ってもシャープな脳を保ち続けるためのポイント、それは「人生の苦痛」

Oldman

 

スーパーエイジャーは80才になっても脳が衰えない 

TIMEに出てた「スーパーエイジャーになる方法」って記事がかなりいい感じでした(1)。著者のバーネット博士はハーバード大のお医者さんで、ずっと「健康的に老いるには?」ってテーマで研究してる方であります。

 

 

 スーパーエイジャーってのは直訳すると「超老人」でして、要は高齢者にも関わらず若い人と同じレベルの頭脳を持った人たちのこと。2010年代に入ってよく見かけるようになった話で、

 

  • 80代のスーパーエイジャーの脳を調べたら、中高年の脳よりデカかった(2012年,1)
  • スーパーエイジャーのエピソード記憶は50〜60代と同じレベル(2014年,2)

 

みたいな研究例があったりします。どうやらスーパーエイジャーは同世代よりも大脳皮質がブ厚く、認知機能が衰えずにいるみたい。これはあこがれますなぁ。

 



スーパーエイジャーになるにはどうすりゃいいの?

で、新たに著者が行った研究(3)では、MRIで17人のスーパーエイジャーの脳をチェック。さらに細かく調べたところ、大脳皮質だけでなく前帯状皮質や島皮質といったエリアもデカいことがわかったんだそうな。

 

 

これは、いずれも「情動」をコントロールしているんだけど、同時に脳の他のエリアのメインターミナルでもあるらしい。結果として、ここがデカいと脳内の情報の行き来がよくなるんだ、と。なるほどねぇ。

 

 

こうなると、あとは「スーパーエイジャーになるにはどうすりゃいいの?」って疑問が気になるわけですが、まだ遺伝の要素などがよくわかってないんで、ハッキリ言いづらいところ。

 

 

ちょっとキツいぐらいの運動や勉強を続けるしかない

というわけで、バーネット博士は以下のように述べておられます。

 

現時点でのベストな解答は「なにかを一生懸命やろう!」というものだ。私たちの脳の重要なエリアは、何か難しい活動に打ち込んだときに発達することが多くの研究でわかっている。

 

身体的な活動でも、精神的な活動でも構わない。激しい運動や厳しい知的作業を行えば、私たちの脳は大きくて健康でいられる。

 

ゆるい趣味ではなくて、ちょっとキツいぐらいの運動や勉強を続けないと、スーパーエイジャーにはなれないんだ、と。お説ごもっともかと思います。

 

 

活動量を増した脳は必ず「不快」を感じる

さらに、もっとも重要だと思ったのが以下のポイント。

 

これらの脳のエリアは、おもしろい特徴を持っている。脳の活動量が増すごとに、私たちは「疲労」「挫折感」「イライラ」といったネガティブな気分を味わうようになっているのだ。(中略)頑張って作業に打ち込むほど、その瞬間はイヤな気分に襲われてしまう。

 

アメリカの海兵隊は、この原理をモットーにしている。すなわち、「痛みが自分を強くする」だ。

 

というわけで、自分にとって不快なレベルの負荷を与えよう!ってあたりが強調されておりました。

 

 

心と体をシャープに保つには苦痛が避けられない

このあたりは、

 

 

って話ともつながるところですね。つねに心と体をシャープに保つには、どうしても苦痛は避けられないわけですな。

 

 

といっても、誰でも 「不快感」は嫌なもんですから、やっぱマインドフルネスの技法を身に着けとくと便利かも。なんせ「苦痛」は絶対に必要なわけですから、後はその苦痛を味わって受容するしかないですもんねぇ。

 


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41才のプロパレオダイエッター/編集者/ライター/NASM®公認パーソナルトレーナー。国内外の学術論文を読み漁るのが好きな人。パレオダイエットの本を書きました(http://amzn.to/2ogEBmC)。