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パソコン作業の苦痛をやわらげるマインドフル・ベル


「サンガジャパンvol.16」で知ったんですが、フランスの有名な仏教瞑想センターの「プラムヴィレッジ」では、パソコン作業のツラさをやわらげるために「マインドフル・ベル」というWebアプリを使っているらしい。 

 


仕組みは非常にシンプルで、あらかじめ設定した時間になるとベルの音が鳴るだけ。プラムヴィレッジでは15分おきにベルを鳴らして、そのたびに体の力を抜いて深呼吸を3回やるようにしているんだそうな。


ベトナムの高僧であるティク・ナット・ハンさんいわく、

 

毎日8時間あまりを過ごす仕事場を、新しい神経経路を発達させるための瞑想道場にしませんか? パソコンを使いながらでも呼吸に戻るために、15分ごとに鳴る気づきの時計をパソコンにインストールしてみてください。

 

 

 

プラムヴィレッジでも僧侶たちがパソコンを使用して仕事をしていますが、誰もがこのマインドフル・ベルを使用して、仕事の時間も呼吸を忘れないように修行をしています。気づきの鐘は手を休めて呼吸に戻るように知らせてくれるありがたい友です。わずか3回の意識的な呼吸によって心と身体の緊張を抜き、プチ・リラクセーションを楽しみ、また次の15分間、よりすっきりとした気分で仕事に向かうことができます。



とのこと。 タイマーを使って定期的なブレイクを取るのは、ポモドーロ法などでもおなじみですが、仏教界でも似たようなことをやってるんですねぇ。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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