愛情ホルモン「オキシトシン」で食べ過ぎが治るかも?
https://yuchrszk.blogspot.com/2015/03/blog-post_10.html
「オキシトシンを鼻から吸うと食べ過ぎが治るかも!」ってニュースが出ておりました(1)
オキシトシンは脳内ホルモンの1つで、愛情や信頼の感情を呼び起こす作用があるため、「人見知りが治る!」とか「コミュニケーション能力が上がる!」などと言われております。ほかにも他人への寛容さが増したり、自閉症や統合失調症への効果もうたわれてまして(2)、ここ数年、かなり研究が進んでいる成分なんですね。
で、新たに行われたのがハーバード・メディカルスクールの実験。男性のグループに対してオキシトシンの点鼻スプレーを使ってもらったところ、1時間後にとった食事の摂取量が減ったらしい。
オキシトシンの点鼻スプレーを使った参加者たちは、平均で摂取カロリーが122kcal減り、脂肪の摂取も9グラム少なくなった。オキシトシンには、体脂肪の燃焼度を上げる作用があるとも言われる。また、オキシトシンの使用によって、目立った副作用はなかった。
ということで、オキシトシンを使った参加者は、空腹感が消えてしまったそうな。ただし、全員の血液検査をしたところ、食欲をアップするホルモンの量が減っていたわけではなく、なぜ食べ過ぎが治ったのかはよくわからないとか。個人的には、わたしが以前に使っていた5-HTPと同じように、幸福感を高めることでストレス性の過食がやわらぐのかなーと思いますが、どうなんでしょうね?
そんなわけで、やっぱりオキシトシンはオモシロい成分みたい。とはいえ、以前にオキシトシンスプレーを使ってみたところでは、特に効果を実感できなかったのと、どうも値段が高すぎることもあった、いまいちオススメしづらいところなんですが。