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「疲れにくい体」を作るために一酸化窒素は役に立つのか?のメタ分析が出てたよー

Lettuce

 

運動に役立つ成分として、ほぼ間違いがないのが「一酸化窒素」。血管をひろげる作用がありまして、体のパフォーマンスをあげる効果についてはかなり証明されてるんですな。くわしくは「よいこのための「一酸化窒素」入門」などをご覧ください。

 

 

なので、「筋トレに役立つサプリ5選」でも取り上げたぐらい優秀な成分なんですが、ちょっと難しいのが「効かないってデータもあるよね」ってとこ。大半のデータは一酸化窒素がエクササイズに役立つって結論なのに、一部には「無意味だった」って結果の論文もあるはあるんですよ。

 

 

ってことで、新たに「結局、一酸化窒素は役に立つのか立たないのか?」をちゃんと調べたデータ(1)が出まして、長年の論争にひとくぎりがついた感じであります。

 

 

これはミナス・ジェライス連邦大学の研究で、過去の一酸化窒素研究から信頼性が高い53件を抜き出してまとめたもの。毎度おなじみメタ分析になってまして、信頼度はかなーり高めです。

 

 

だいたいどんな実験が多いかというと、

 

  1. ビートルートから採取した硝酸塩を250〜1200mgの範囲で飲む
  2. エクササイズテストを行って、何も飲んでないグループと比べる

 

って感じです。硝酸塩は体内で一酸化窒素を作り出す作用がありまして、おもにビートルートによくふくまれてる成分っすね。

 

 

でもって、この研究でなにをチェックしたかと言いますと、

 

  • 運動の能力が上がるか?(ランニングやサイクリングのタイムは縮まるか?)
  • 疲れにくい体になるか?(疲れ切っちゃうまでの時間は短くなるか?)
  • 負荷が高い運動に耐えられるか?

 

といったところです。残念ながら筋肉の発達についてはノーチェックなんで、そこらへんは今後のリサーチに期待ってことで。

 

 

では、どんな結論になったかと言いますと、

 

  • 運動の能力や負荷の強さにはまったく影響がなかった
  • が、疲れにくくなる傾向ははっきりと確認された
  • ただしアスリートや日ごろの運動量が多い人だと意味がない

 

だったみたい。普通の運動好きには「疲労対策」として使うメリットは確認されたようで、何よりではないでしょうか。アスリートレベルだと意味がなさそうなのが残念ですが。

 

 

ちなみに、このデータだと硝酸塩の量はそこまで関係ないみたいなんで、好きなレベルで摂取しておけばよさげ。そのためにはビートルートパウダーなどを使うのが定番ですが、「よいこのための「一酸化窒素」入門」でも書いたとおり、普通に野菜の量を増やすほうが安上がりで良いかと思います。

 

 

具体的には、ほうれん草・レタス・キャベツあたりが手に入りやすくていい感じ。これらの野菜を運動前か運動後に100gぐらい食べておけば十分に一酸化窒素のメリットは得られるはずであります。


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