仙台牛タン発祥の地「味太助 本店」にて極厚のタンを味わうなど

福島から仙台に足を伸ばしまして、最後は仙台牛タン発祥の地として名高い「味太助 本店」さんに行ってまいりました。




お店は仙台青葉区の真ん中あたり。昭和20年代ごろに、ここに初めて牛タン焼きの専門店ができたそうな。



店内は歴史感まる出し。かなり落ち着く雰囲気であります。



メニューは超シンプル。基本はタンの数が違う定食が2種類だけ。



まずは麦めしがドン。麦が多めの素朴な味わい。



続いてテールスープがドン。サイコロ状のお肉と白ネギが多めで、なかなか贅沢な仕上がりであります。



最後に牛タンがドン。口に運ぶとガッツリした噛みごたえでして、やわらかジューシーな現代的な牛タンを期待すると肩すかしかも。しかし、奥歯でガツガツ噛むうちに脂がジワッと広がりまして、麦めしの風味にあっております。ワイルドなタイプの牛タンが好きな人にはいいと思う。


そんなわけで、ひとまず元祖牛タン焼きを味わえて満足。正直、牛タン焼きのレベルが底上げされた現在では、そこまでずば抜けた存在でもないかもですが、個人的には「利休」よりも旨味があって好みでした。まずは訪ねて損はないお店かと存じます。


▼味太助 本店
 宮城県仙台市青葉区一番町4-4-13



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