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早寝早起きができない!人への行動経済学からのアドバイス

Sleep

  

パレオダイエットの教科書」を読んだ方から、よく「早く寝たほうがいいのはわかってるんですけどねー」みたいなお言葉をいただいたりします。わかってても、ついつい夜更かしをしちゃうんだ、と。

 

 

これは確かに難しい問題で、私も「『睡眠時間の確保』の優先順位を1番にしてもらうしかないかなー」みたいな答えを返しておりました。実際、私もかつては「0時就寝」をToDoリストのトップにして、そこからスケジュールを逆算してたもんです。

 

 

とはいえ、この答えで納得してくれる人は少なく、「うーん…」みたいな反応をされることもしばしば。まぁそう簡単には行きませんよね(笑)

 



 

 

といったところで、「ずる」や「予想通りに不合理」などの著作でおなじみのダン・アリエリー先生が、WSJでこんな解答をしておられました(1)。

 

君にプレッシャーを与えられる人を探せばいいんじゃない?会社の同僚とかいいよね。あとは仲のいい友だちに「睡眠警察」になってもらうとか。それで、毎晩10時になったら、その人に自分のパジャマ姿の写真を送るように約束するわけ。

 

誰かに「自分はこの時間に寝るんだ!」とコミットすればいいんだ、と。わかりやすい解決法ですねぇ。

 

 

そういえば、つい最近も「運動仲間を探すのがエクササイズを続ける一番のコツ!」みたいな論文(2)がアバディーン大学から出てまして、誰かを巻き込むのは習慣化の基本なのかもですなぁ。運動や睡眠に限らず「何かを続けたい!」と思ったら、とりあえず「◯◯仲間を探すぞ!」と発想してみるとよさげ。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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