早寝早起きができない!人への行動経済学からのアドバイス
https://yuchrszk.blogspot.com/2016/12/blog-post_17.html
「パレオダイエットの教科書」を読んだ方から、よく「早く寝たほうがいいのはわかってるんですけどねー」みたいなお言葉をいただいたりします。わかってても、ついつい夜更かしをしちゃうんだ、と。
これは確かに難しい問題で、私も「『睡眠時間の確保』の優先順位を1番にしてもらうしかないかなー」みたいな答えを返しておりました。実際、私もかつては「0時就寝」をToDoリストのトップにして、そこからスケジュールを逆算してたもんです。
とはいえ、この答えで納得してくれる人は少なく、「うーん…」みたいな反応をされることもしばしば。まぁそう簡単には行きませんよね(笑)
といったところで、「ずる」や「予想通りに不合理」などの著作でおなじみのダン・アリエリー先生が、WSJでこんな解答をしておられました(1)。
君にプレッシャーを与えられる人を探せばいいんじゃない?会社の同僚とかいいよね。あとは仲のいい友だちに「睡眠警察」になってもらうとか。それで、毎晩10時になったら、その人に自分のパジャマ姿の写真を送るように約束するわけ。
誰かに「自分はこの時間に寝るんだ!」とコミットすればいいんだ、と。わかりやすい解決法ですねぇ。
そういえば、つい最近も「運動仲間を探すのがエクササイズを続ける一番のコツ!」みたいな論文(2)がアバディーン大学から出てまして、誰かを巻き込むのは習慣化の基本なのかもですなぁ。運動や睡眠に限らず「何かを続けたい!」と思ったら、とりあえず「◯◯仲間を探すぞ!」と発想してみるとよさげ。