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ビタミンDは元気な子供を産むためにも必須!ってメタ分析が出てたよー

Bestsup

 

長らく当ブログをお読みの方はご存じでしょうが、「買っても損がないサプリ」として個人的にビタミンDを推奨してるわけです。なにせ不足した時のダメージが甚大ですし、実際にビタミンDが足りてない人も多いもんですから。

 

 

で、新しいデータ(1)では「ビタミンDは元気な子供を産むためにも必須!」って結論になってて、あらためて「すごいなぁ」とか思ったりしました。

 

 

これはモントリオール大学の研究で、過去のビタミンD研究から「妊婦さんが飲んだらどうなるか?」について調べたデータ24件を抜き出したメタ分析になっております。サンプル数は5,405で、それぞれ赤ちゃんへの影響がどうなるかをチェックしてくれたんですな。科学的な信頼度はなかなか高めでいい感じです。

 

 

その結果をざっくりまとめていきますと、妊婦酸がビタミンDサプリを飲んだ場合は、

 

  • 低身長症(標準身長・体重より小さく生まれること)の可能性を29%下げる(相対リスク0.72)

 

  • アプガー指数(生まれた直後の赤ちゃんの健康状態を表す指数)が高くなる

 

  • 新生児の体重が76gほど重くなり、足が0.12センチ長くなり、皮下脂肪が0.34ミリ厚くなる

 

だったそうな。あきらかにサプリを飲んだ方が新生児の健康状態が良くなっております。

 

 

また、サブグループ分析だと、だいたい1日2000IUぐらいのビタミンDを飲めばOKで、さらには10件のRCTを調べたところ、妊娠中にサプリを使っても副作用は確認されなかったとのこと。これまた素晴らしいですねぇ。

 

 

もちろん、すべてのサプリに言えることですが、普通に体内のビタミンDが足りている人には無意味な可能性が大ですが、だいたい妊婦さんはビタミンDが足りなくなることがわかってますんで、試してみたも良いかと思う次第です。


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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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