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iPhoneで実用視力を計ってみよう


実用視力を測定できるめずらしいiPhoneアプリがあったんで、さっそく試してみました。


DryeyeKT
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posted with ポチレバ
実用視力は、日常生活での見え方に近い視力のこと。普通の視力検査だと一瞬の視力しか計らないんですが、実用視力は1分のあいだに変化する視力の平均を調べるので、より現実的な視力がわかっちゃう。なので、普通の視力検査で1.0の視力があった人でも、実用視力は0.5しかないなんてケースがよくあるんですな。


データでは、実用視力が低いと交通事故にあう確率が高いことがわかっているほか、脳の処理機能にも関係するので、アルツハイマーや痴呆症の原因にもなると言われております。


検査方法は簡単で、iPhoneを横にした状態でまっすぐ持ってスタート。


視力検査でおなじみの端っこが切れた輪が出てきますんで、輪の切れた方向をタップしていくだけ。検査は20秒ほどで済みます。



わたしの実用視力は1.07でした。普通の視力検査が1.5なんで、ちょっと下がってますねぇ。ちなみに、普通の人は1.0以上の実用視力があればOKで、それ以下の場合はドライアイの可能性を疑ったほうがいいかも。


実用視力は、たんに物が見やすいかどうかだけでなく、アンチエイジングの指標にもなるので、気になる方は計測してみることをオススメします。


photo credit: sfloptometry via photopin cc

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1976年生まれ。サイエンスジャーナリストをたしなんでおります。主な著作は「最高の体調」「科学的な適職」「不老長寿メソッド」「無(最高の状態)」など。「パレオチャンネル」(https://ch.nicovideo.jp/paleo)「パレオな商品開発室」(http://cores-ec.site/paleo/)もやってます。さらに詳しいプロフィールは、以下のリンクからどうぞ。

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